
今回訪問した東洋大学赤羽台図書館は、2023年4月1日開館。キャンパスは3つの講義棟エリアと1つの学生寮から構成され、赤羽台図書館はそのひとつ、教室や各種実習室のほかに体育館や食堂が集まった「HELSPO HUB-3」の中に位置します。設計したのは建築家 隈 研吾(隈研吾建築都市設計事務所)。「福祉や保育、健康などを学ぶキャンパスにふさわしい精神の和らぐ空間とすることで、長時間滞在型の学習やアクティブラーニングの支援を強化する」という図書館の提示したコンセプトに基づいてデザインされました。3フロア構成で総蔵書数28万2,676冊を有しており、衝立のある閲覧席を中心に、可動席やソファ席、カウンター席など多彩な座席を充実させ、利用者が学習に集中できるよう自習室(3階)やセミナー室(2階)、グループ学習室、アクティブエリア(1階)などが配置された図書館です。東洋大学は附属図書館4館を有しており、赤羽台のほかに白山図書館総蔵書数96万2,090冊、川越図書館総蔵書数20万7,215冊、朝霞図書館総蔵書数8万4,416冊、計153万6,397冊を有する大学図書館です(2024年3月31日時点)。蔵書ジャンルも各キャンパスの特性を考慮した収集を行っており、小社がお取引している出版社様の蔵書数も多く、電子書籍、電子ジャーナル、DVDも充実しています。

赤羽台キャンパスの学部
情報連携学部
福祉社会デザイン学部(2023年度開設)
健康スポーツ科学部(2023年度開設)
大学院(社会福祉学研究科、ライフデザイン学研究科、情報連携学研究科、健康スポーツ科学研究科)
図書館はHELSPO HUB-3 1階玄関入口にあります。

入口には隈事務所のデザインポリシーに基づき、看板らしきものが見当たりません。一目見ると図書館があるとはわからないのですが、建物内を覗くと書棚が見えるので図書館であることが確認出来ます。

館内を入ると展示‣イベントのお知らせ案内が出迎えてくれます。現在は「第4回おとなの読書会《あかばねだい絵本ラウンジ》」のご案内。ちなみに2025年2月27日開催です。
東洋大学赤羽台キャンパス図書館の入館は、在学生はもちろんのこと卒業生、教職員以外に北区在住の方も図書館に入館して閲覧が可能です(北区在住者への開放期間は限定されています)。


右手にはこども図書館「えーる」があり絵本や児童書、紙芝居もあります。こども図書館は大学の試験期間を除いて通年で地域に開放されており、小さいお子さんと親御さんが絵本をひろげてくつろぐ様子を見かけることができます。


雑誌の蔵書も充実しており一般誌、建築、機械、や「精神医学」、「発達」、「精神医学」など医書系雑誌も充実しています。
DVDも多岐にわたり豊富に蔵書所蔵しています。
今後、オーディオブックについても東洋大学として蔵書して欲しいと個人的に思った次第です。特色のある東洋大学図書館ホームページを訪れてください。