2024年11月22日金曜日、大型観光バスを貸し切り、出版社営業、編集ご担当者様と図書館司書の皆様との交流を目的とした「図書館司書さんと交流しようバスツアー」と銘打って出版業界初のバスツアーを企画、実行致しました。
ご訪問させていただきました東京都豊島区立中央図書館、埼玉県和光市立図書館(本館)、株式会社図書館流通センター新座ブックナリー、跡見学園女子大学新座図書館、株式会社鍬谷書店。この場をお借りしてご訪問させて頂きました皆様に感謝申し上げます。
駆け足で訪問させていただきましたが、公共図書館でも市町村規模でイベント、予算や考え方が違うことや跡見学園女子大学図書館の重厚な所蔵。学部、学科に図書館を有する国立大学図書館。訪問しなければわからなかった図書館の規模や事情、お取引書店様の情報など、まだまだ未開拓な商圏として大学、公共図書館が存在する、私共が提案する図書館営業は「宝の山」であると考えます。
訪問した株式会社図書館流通センター新座ブックナリーの見学では、図書館装備の細かい基準や手法。装備作業では用途によってそれぞれ違う道具や文房具を使い分けて仕事をこなす様子など「得るもの」「学ぶもの」は絶大であったとする参加者からの声も頂いております。
また、医学書だけでなく様々な分野の中小出版社を支援している鍬谷書店。専門書に特化した取次でありながらその特徴を生かしたビジネスを展開。出版社としての機能も有する同社から書誌企画、販売手法、ノウハウや今後の展望などご説明いただき、最後はお土産まで頂き参加者からは笑顔がこぼれ、その様子は微笑ましくもあり小社の取組に誇らしくも感じたバスツアーでした。
来年は国立国会図書館見学をメインに都内の大学、公共図書館への「図書館司書さんと交流しようバスツアー」を企画、実行したいと考えております。
新たなメンバーを迎え、出版社様も加わってご案内ができるよういっそう営業活動をひたむきさと謙虚さ、感謝の念を持って、ご契約出版社様の発展と向上に貢献できるよう努めて参ります。
池袋駅で散会でしたが、第2ステージをご用意しており、参加者すべてが濃い出版人。新たに熱くて濃厚なメンバーが更に加わり、図書館営業に舵を切った出版社、「同じ想い」と「同じ志」を持つ同士。楽しくて、そして実りのある図書館バスツアー親睦会となりました。